菜の花: 風山莊でシンプルライフ

人は、ある日突然、自分の中の大切なものに気づく時があります。昨日まで見えていなかった風景が、今日はとてもいとおしく新鮮で、そして自然の営みに感謝したくなる瞬間があります。「人は自然の一部にすぎない」私が四国八十八寺巡礼の時、十二番札所焼山寺の途中、力尽きて大地に大の字になった時の言葉です。それからとても楽な人生を歩ませていただいています。スローライフ、シンプルライフは循環思想です。菜の花も毎年春先になると黄金の色を見せてくれます。毎年毎年四季の移ろいの中で、只あるがままに咲いています。自分を飾ろうともせず、自分の分をわきまえて、でもしっかり堂々と自然の中に生きています。